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介護タクシーファミリー

【会社概要】

企業名  介護タクシーファミリー(KAIGO TAXI FAMILY)

代表者  久後 卓也 (KUGO TAKUYA)

業種   一般旅客運送事業(限定)介護タクシー

      認可番号 国土交通省近畿運輸局認可第978号

経営状態 個人事業(青色申告)

創業日  平成18年(2006年)1月 姫路税務署届出

所在地  〒679-2203 兵庫県神崎郡福崎町南田原2028-3

電話   0790-24-3195  FAX 0790-24-3196

URL   http://www.kaigofamily.jp

E-mail      asunaro@mve.biglobe.ne.jp

 

介護タクシーファミリー

【経営理念

介護タクシーファミリー 理念

【社訓】

  ・親切  お客様の心理を理解し親切だと思っていただける行動をとる。

  ・丁寧  お客様の不安を理解し行動や言動に気を配る。

  ・安全  お客様に安全で快適にご乗車いただき、

        地域社会の交通マナーの向上に努める

【姿勢】

  介護タクシーファミリーは、移動困難者の手となり足となり移動のお手伝いをさせていただき、

  常に感謝の気持ちと謙虚な姿勢で行動し、介護専門職と自覚し地域介護の向上に貢献する。

 

【仕事】

  ・安心と喜びが生まれるような仕事をする。

  ・自社にしかできない、ここでないと困る。と思われるような仕事をする。

  ・お客様に感動され感謝される仕事をする。

  ・お客様の笑顔を、作り出す仕事をする。

 

【目標】

   日本一の介護タクシーをめざします。

 

 

介護タクシーファミリー

【あゆみ

「開業決意」

実家は飲食店を長年経営しており後を継がず独立
22歳で独立開業!青年実業家でバリバリ働いていました。
24歳で結婚2年後に長男誕生、その3年後二男誕生、

幸せな家族生活。しかし、社会不況や時代背景で商売が軌道に

乗らず、わずか6年で廃業。なんとか借金はしないままでした。

今では、いい経験になりました。
そこで、友人の紹介で就職し働いていましたが、立ち仕事の為、
持病の「痛風」が悪化。痛風炎でしばらく歩けなくなり、退社。
これから妻子を、養っていかなくては・・・・
自分はどんな仕事がしたいのか?・・・
どんな仕事が興味があるか?・・・
「タクシー・・・・」高齢化社会だなぁ~「介護・・・・」
車の運転には自信があったし、座ったままの仕事だし・・・

いいかも!しかしタクシー運転手も収入が減っている、ん~~
当時、介護の仕事は、かなりいいみたい!(儲かってる)
インターネットの検索で「タクシー、介護」と検索したら・・・
「全国介護タクシー協会」がヒットした、中を見ると説明会が

あったので早速、参加申し込みしました。
会場に着くとポツンと一人・・・・えっ
一人だった、ゆっくり話を聞かせて頂きました。

家族で話し合い介護タクシー開業を決意しました。

 

「開業準備」

いよいよ開業に向けて準備開始です。
まずは、計画を立てました。資金計画に行動計画
早速、普通自動車第二種免許証の取得を目指しました。
そこで知り合った平田さん、とても良いおっちゃんでした。
タクシー運転手目指して2人で頑張りました。
めでたく、すべて一発合格!
(平田のおっちゃんは筆記で落ちました。)
当時、広島県福山市に住んでいたので開業は実家から近い福崎町でと思っていたので
早速、開業する兵庫県福崎町に引っ越しです。
さ~これが大変100㎡のマンションから50㎡のハイツです
荷物が入らない・・・倉庫を2庫借りて、なんとか引っ越し完了。
ここからが本番です。
全国介護タクシー協会に申請を依頼
事務所、休憩室、車庫、洗車場、整備場など・・・準備しました。

いよいよ申請!
1ヶ月後・・・
法令試験日の決定通知
全国介護タクシー協会の法令試験講習
いよいよ国土交通省での試験です。
「難しかった~。」
合否まで1か月待ちました。
1ヶ月後、事務所に届いた「合格通知」
うれしかった~
そんなこんなで早速車両を発注いろいろ見ましたが
迷いましたが、TOYOTA ノアに決めました。
(乗り心地や金額、燃費、車内の広さ、機能)
2ヶ月後
12月25日納車いいクリスマスプレゼントになりました。
早速、家族でミニドライブ・・・
平成18年1月1日付けで開業届を姫路税務署に提出しました。
介護タクシーファミリーの営業開始です。

 

「営業1年目」

早速に営業回りと行きたい所ですが全く営業経験がなかったので
営業のマニュアル本を読み勉強しました。
まぁ~とりあえず行ってみようと営業をかけましたが全くうまくいかずまた本を読んでは、パンフレットをも持って、何回も営業に行かせて戴きました。
慣れてくるもので、だんだん楽しくなって来ました。
しかし、営業は回るのですが肝心のお客様は、いませんでした。

当時は、「介護タクシーってなに?」ここからの説明でした。
半月後、やっとはじめてのお客様からの依頼がありました。
いまでも覚えています。(たぶん忘れません)
運転に緊張して肩が張りました。
そこから、徐々に依頼が入り、病院からの依頼が入りました。
嬉しかったです、自分が営業に行って初めて貰えた仕事でした。
そのお客様は、今でも変わらずお付き合いさせて頂いております。
わくわくしながらの1年目でした。

「江戸さんとの出会い」

実家の飲食店の常連さんで車椅子のおっちゃん(江戸さん)がいました。
江戸さんは開業前には開業したら「つこちゃるから言えよ」と声を掛けてくれていました。「開業したよ」と営業に行くと、「ほな、行こう!」と広島県尾道市の造船所
までの仕事をさせてもらいました。(男たちの大和 ロケ地)
嬉しかった~「安うしとくなっ。」と言うと
「ちゃんととっとけ」
「気使わんでもええ」

「ちゃんと仕事したんやからちゃんと取れ」
とおっしゃっていただきました。
その教えは、今でも変わらずポリシーにしています。
プロの仕事=プロの報酬
それからずっといろんな所に連れて行っていただきました。
江戸さんの「暇やったらいつでも言えよ」の言葉に甘えました。
元気だった江戸さんも、平成18年10月に体調を崩し入院
一時は心肺停止状態になりましたがなんとか回復
翌年1月には神戸まで行きました。
帰り際「今度は花見やなぁ~」と楽しみにしていました。
が、平成19年3月24日 他界されました。
前日には、近くのホームセンターに行き喫茶店でコーヒーを御馳走になりました。

 

江戸さんへ
たくさんの思い出をありがとうございます。
暇な時期を助けて頂きました。
甘えてばかりで、恩返しできないまま別れを迎えてしまいました。
これからも、より一層の努力で頑張っていきますので、見守っていて下さい。
さようなら・・・ありがとうございました。

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